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吉野家社長の講演 ~すべては人々のために~

今日は、牛丼でおなじみの吉野家ホールディングスの安部修仁社長が
来社されての講演会があり、聴講しました。普段はあまり講演をされない
ということで、貴重なチャンス。

吉野家は1980年に倒産。2004年のクリスマスイブには、米国産牛肉
がBSE問題により輸入停止に。牛丼屋なのに、950日間に渡って牛丼が
販売できないという危機を乗り越えてきた。

安部社長は、アルバイト出身の社長としても有名ですね。
ミュージシャンを目指して、高校卒業後に福岡から上京。バンドの活動費
を稼ぐために当時、時給が高かった吉野家でバイト。その後、正社員に
登用されて、社長になられた。

その人生の中で、一流の人たちとの偶然な出会いがあったから、今の
自分があるといいます。

それら一流の人たちに共通していたことは?
それは、『人への愛情』だったそうです。

吉野家グループの経営理念は、『For the People ~すべては人々の
ために~』(英語部分は筆で書かれている)です。
ビジョンは、『世界中の人々にとって、かけがえのない存在になること』

そこには、社員が自分の行為で人に喜んで頂いたことを、自分の喜び
とすることをわかってほしいという思いが込められているそうです。

質問タイムに、そのような理念をどうやって、お店で働く人たちに至る
まで会社の隅々に浸透させるのか?という質問がありました。

安部社長の答えは、中間層とのマインドを同化させること、
そして何より、『社員の腑に落ちていること、そして(経営者の)言行一致
が大切。』とおっしゃっていました。

そのために全国を回り、車座ミーティングなどを積極的に開催されて
個々の人に焦点を当てたコミュニケーションを大切にしているとお話
されていました。
牛丼のように、ホカホカと暖かい人柄が伝わってくる講演でした。

因みに、吉野家の今のコンセプトは「うまい、やすい、はやい」。
これは時代によって、微妙に変化してきているのです。

 創業期は 「うまい、早い」

 1970年代のチェーン店舗化(急成長)のときは 「早い、うまい、安い」

 80年代~90年代の倒産後の再建期には 「うまい、早い、安い」

 そして、今 「うまい、やすい、はやい」

市場の変化に応じて、コンセプトを変えつつも、最近の30年は「うまい」
を一番大切にしてきていることがわかります。

あ~、うまい牛丼が食べたい!

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