« 宇宙人の正論 『地球が静止する日』 | トップページ | たまにはヨガを。 »

壮大で、まじめで、バカバカしい広告

オランダの大学院に留学していた時、2年目はマーケティングを集中的に
履修していました。その中のひとつの講義が、International Advertisement
(国際広告論)でした。

カナダ人の元広告代理店幹部の教授が、40カ国から集まった学生相手に国、
言語、文化によって、そして媒体によって広告効果がどう変わっていくか、
また共通なものは何かを議論していた楽しいクラスでした。

そこで、個人発表のときに、僕が取り上げた広告が、カールトン・ドラフト
のTVCM。カールトンはオーストラリアでもっとも人気のあるビールの一つ。

どこのパブに行ってもある、というポピュラーさが「いくつもあるビールの
うちの一つ」と特に若い世代に受けていなかったし、それまでのTVCMも、
トラディショナルなビールのイメージを訴求するものでした。

そのイメージを壊すべく、作られたのがこちらのCM。
It's a big ad(でっかい広告だ)と登場人物が言っているように、でっかい。

ニュージーランドで数百人のエキストラと、特撮技術を使って撮影されたこのTVCMは、
制作がGeorge Patterson Y&Rで、撮影担当に『ロード・オブ・ザ・リング』の
撮影監督でもあった人を起用。

うむうむ。

日本のTVCMは、音、派手さ、出演者(俳優)、情報量をいかに詰め込むかに
こだわりすぎて、単にうるさい、商品のイメージが残りにくいものが多い気が
します。

こんなスケールのでっかいCMが出てこないかなぁ。

|

« 宇宙人の正論 『地球が静止する日』 | トップページ | たまにはヨガを。 »

MBA留学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 宇宙人の正論 『地球が静止する日』 | トップページ | たまにはヨガを。 »