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大きな歯車が回りだす瞬間。

大変お世話になっているコーチ養成機関CTI Japanが今年で
創立8年を迎え、その記念イベントが先週末にあり参加しました。
全国から300名近いコーチが集まり、それは壮観でした。

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オープニングはCTI代表 剛さんのスピーチ。涙で声を詰まらせ
ながらお話になった。本当に人間臭くて、いい人だなぁと改めて思う。

特に心に残ったキーワードは、才能を充分に発揮し切る世界、
お互いに背中を支えあうCo-Activeな世界を実現しようということ。

続いて、CTI Japan創立者の榎本英剛さんのスピーチ。
榎本さんは本の「偶キャリ」の一番最初にも取り上げられている
ように、直感で感じ取ったものに対して飛び込んでいく人でした。

特に残っているメッセージは、世界の貧しい国々の人々にも
コーチングを知ってもらいたい。そして自ら声を上げて生きて欲しい。
このままではコーチングは金持ちの道楽で終ってしまうという
問題提起。

榎本さんは寄付を募り、ミャンマー、タイなどでボランティアで
コーチングを教えてきた。新しいビジネスモデルの創出が必要。

そして最後のメッセージは、あなたは世界に対してコーチング
を通じて、どのようなメッセージを、一石を投じるのですか?
と静かに、しかし厳しく問われたような気がしました。

スピーチ終了後、榎本さんとお話する機会があり、自分も
榎本さんと同じように直感を信じて挑んでいることを確認
できたかな。

2日間の期間中は、20年前にアカデミー賞を受賞したアニメ
「木を植えた男」の上映、スーパーバイザーによるコーチに
対するフィードバックの体験会、そして、クライアントを
獲得するということは、どういうことなのかを考えるワーク
ショップに参加し、多くのコーチと交流しました。

最終日を終えて、まだまだ自分が自分自身を枠にはめて
小さくしているなぁと痛感。

もっと自分らしくあり続け、枠を壊し続けて大きな主題に
向かって進んでいこうと決意しました。

そして帰宅後、夜に欧州在住のクライアントさんと
Skypeでコーチングセッション。するとクライアントさんが、

「コーチは日本だけで収まる人ではないですよね」と。

えっ??

「海外経験も長く、留学までしたのだから。対象を英語圏に
広げるだけで、コーチングの世界が大きく広がるでしょう」と。

このタイミングで、クライアントさんからインパクトのある言葉
をくらいました。ズドンと。とてもありがたい。偶然は必然。

そして今晩は、会社の役員の方の昇格祝賀会に参加。
その方は30数年間コンサルタントをされてきた、自分にとって
は神様のようなスゴイ人。

その方は、その30数年間のコンサルタントとしての輝かしい経歴を
ある意味捨てて、新たな社内人材の育成に賭けるという道を選択
されました。

なぜ、コンサルタントを将来も辞めるのか?
それは

「半年もコンサルタントをしなかったら、刀が錆びてしまう。
一度刀が錆びたら、自分は二度とコンサルタントはできない」と。

会の後半、突然その役員から、

「お前はコンサルタントに向いていないだろう。
俺の人材育成の仕事を手伝ってくれないか。その方がお前の才能を
活かせるはずだ」と言われました。

思わず目頭が熱くなりました。

自分の周りで、大きな歯車が動き出した。そんな予感がしています。

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