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『最初の一歩は最後の一歩に左右される。』

コーチ養成機関CTI創設者の一人、故ローラ女史のことを
調べていて、"Letter From Laura Whitworth"  を見つけました。

2度目のガンに侵されていることが判り、とまどいながらも、
『残された仕事』について書いています。

手紙の最後に、皆さんとシェアしたいと引用されていたのが
ルネ・ドーマル 『類推の山』からの文章です。

このタイミングで、自分が出会ったのも何か意味があるの
だろうと、読み返しています。

ルネ・ドーマルの日本語訳がありましたので、ご紹介します。

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 いつまでも頂上にとどまっていることはできず、
  また降りなければならない……
 では、
  そんなことをして何になる?

 こうだ――

 高所は低所を知っており、低所は高所を知らない。
 登りながら、いつも道の険しさをよく確かめておけ。
 登っている限り、その険しさが見える。

 降りるときには、もう、それが見えないだろう、
 でも、君がすでによく観察していれば、
 そこに険しい道があることを知っているだろう。

 登る、見える。
 降りる、もう見えない。
 だが、すでに見ている。

 より高い場所にいたときに見た記憶によって、
 低所を進む技術がある。
 もはや、見ることができないとしても、
 少なくとも、まだ知ることはできる。

 頂上への道をしっかりと見つめつづけ、
 だが、足もとを注視することも忘れるな。
 最後の一歩は最初の一歩に左右される。

 頂上が見えたからといって、到着したつもりになるな。
 足もとに気をくばり、つぎの一歩をしっかりと支え、
 だが、もっとも高い目標から目を逸らすな。

 最初の一歩は最後の一歩に左右される。

Rene Daumal 『 Le Mont Analogue 』
ルネ・ドーマル 『類推の山』 (巖谷國士訳)

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